様々な料理に使われているもやし。
安く手に入る上に低カロリーで量のかさ増しにもなってダイエット中にもピッタリ♪
もやしといえば、冷やし中華、フォー、もやしナムル、もやし炒め、もやしスープ…
鍋やラーメンにも使われ、春夏秋冬様々な調理法で色々な国の料理に使われています。
最近ではもやしの専門店も話題になっていますが、
果たしてもやしには栄養があるのでしょうか??
今回は普段何気なく食べているもやしの栄養と、
効率良く栄養素を摂取する調理法についてご紹介します!
よかったら参考にしてみてください♪
そもそももやしって何?
「もやし」は植物そのものの名前ではなく、大豆・麦等の穀類や豆類を暗所で発芽させたものです。
もやしの種類は主に3種類あります。
■緑豆(りょくとう)もやし
最も多く出回っているもやし。軸は太く、食べごたえがあり、他の種類と比べて甘味を感じられます。
■ブラックマッペもやし
緑豆よりも細長く、シャキシャキとした食感でほのかな甘みがあります。
■大豆もやし
大きな豆のついたもやしで、韓国料理の「ナムル」や「チゲ」に使われるのがこのもやしです。
加熱しても煮崩れしにくいので、鍋料理やスープにもおすすめです。
もやしの栄養効果➀カルシウム-お肌もっちり美肌効果
カルシウムをしっかり摂取すると、正常な頻度で古い角質から新しい角質に
生まれ変わることができ、キメ細かいツヤのある肌を保つことが出来ます!
また、紫外線などから肌を守るバリア機能を高めることができ、
弾力や水分を保持する働きも高まります。
カルシウムは、直接お肌の材料にはならなくても
水分量の高い健康な肌を生み出すためには必要不可欠なのです。
もやしの栄養効果➁葉酸-血流促進!冷え性改善効果
葉酸には血行の流れを良くする働きがあり、冷え性や肌のくすみ、
肩こりや頭痛などの症状改善に期待できます。
また、新陳代謝を高めて肌のターンオーバーを正常に保つ作用もあります。
ターンオーバーを促進させることでシミ・そばかすを薄くしたり、
ニキビ跡を消えやすくできるので、綺麗なお肌を保つためには
葉酸を積極的に取ることがおススメといえるでしょう。
もやしの栄養効果➂ビタミンB1-新陳代謝促進で肌荒れ改善
ビタミンB1には、皮膚や粘膜を補修する働きがあり、
肌荒れや乾燥を予防することができます。
また、ターンオーバーを促進する効果もあり、アンチエイジングにもおススメです♪
さらに、ビタミンB1は、食べ物から摂取した糖質を効率よくエネルギーに変換する
作用もあるため、脂肪として蓄積される脂肪の量を減らすこともできるのです!
もやしの栄養効果➃食物繊維-ダイエットに効果的!満腹効果抜群
食物繊維は体内で水に溶けてゲル状になります。これは、かさ増しの効果が
期待でき、長時間満腹感を得ることができます!
もやしは低カロリーな上に食べ過ぎを防止することができ、
ダイエットにはピッタリな食材なんです♪
また、食物繊維には便秘改善効果もあり、体内の老廃物を排出して
腸内環境を綺麗に保つことができ、腸内環境が整うと精神的なストレスを
感じることもなくなるため、肌荒れや吹出物などの肌トラブルも防ぐことができます!
もやしの栄養効果➄アスパラギン酸-疲労回復効果
アスパラギン酸には疲労の原因となる乳酸を分解する作用があるため、
疲労回復効果が期待できます。
また、たんぱく質を作り出す成分の一種でもあるため、肌の新陳代謝を高め、
肌の保湿効果により、しっとりしたなめらかな肌を保つことができます!
さらに、アスパラギン酸を含むコラーゲンには肌のたるみを予防する働きがあり、
髪や爪にも良いとされているため、
女性にとっては嬉しい美容効果が沢山期待できます!
もやしの栄養素を無駄なく摂取する調理法とは??
もやしの栄養を逃がさず調理するにはどうすれば良いでしょうか?
加熱しても大丈夫?生では食べない方が良い?色々疑問があると思います。
まず、もやしは加熱してしまうとビタミンやミネラルが壊れてしまいます。
ということは生で食べた方が良いのでしょうか??
結論から言うと、生でも食べない方がいいと言えます。
その理由として、もやしは暗所で栽培されているため、日光による消毒がされていないため、
その分菌が繁殖しやすくなっています。また、本来もやしは水栽培で農薬も使っていないため、
冷蔵庫で保存しても2,3日が限界です。生で食べても美味しくいただけますが、
食中毒の原因になる可能性もあるので必ず加熱して食べてください。
もやしの栄養素を極力壊さない調理法で無駄なく、美味しくもやしを食べましょう♪
★もやしの加熱ポイント
1.電子レンジがおすすめ!
➀もやしを水でさっとくぐらせる程度に洗って水を切ります。
※もやしの栄養素の1つでもあるビタミンCは水に流れやすい
性質を持っているので軽く洗う程度で大丈夫です!
※もやしが入っていた袋に水を入れて洗えば洗い物削減で時短になります!
➁耐熱容器に入れてラップをします。
➂500Wのレンジで2分ほど加熱します。
➃程よい固さになっていれば完成です!
2.炒め物の場合は最後に入れる。
まとめ
もやしはスーパーなどで年中手に入り、低カロリーでダイエットや美容の効果もあり、
とても魅力的な食材だと知っていただけたでしょうか??
もやしを使った料理は沢山ありますが、もやしの栄養素を壊さない調理法で、
食材を無駄にしないことが大切です!もやしには色々な栄養素が含まれていますが、
もやしだけでは栄養が偏ってしまうので、ほかの食材と一緒に調理して美味しく食べましょう♪